次回開催 2024年10月クラス

脳科学&認知行動療法士資格コース

 ※受講後、課題試験に合格すると、米国ハワイ州NPC法人ホームメンタルカウンセラー協会認定『脳科学&認知行動療法士』の資格が取得できます。(自宅受験)

 


認知行動療法が、しっかり使えるようになりたい!!

心の病とは、いったい何なのでしょうか?

最近になって、うつなどの「心の病」の原因の一つに、脳の影響がある、ということが分かってきました。

こころと身体(脳)は、切っても切り離せない関係だということです。

 

そこで、心理だけでなく、脳の仕組みや心と身体の関係を理解したカウンセラーを目指し、心の病に効果がある「認知行動療法」を効果的に活用するためのコースが登場しました

 

 

脳科学の知識を得ることで、認知行動療法がしっかり使えるようになる!!

 

認知行動療法は、その人の思考パターンを見直し、より快適に毎日を送ることができるようになる心理療法です。以前よりうつ病の方に対して、とても効果を発揮することが分かっています。

 

また、最近になって、脳の研究が進み、人が環境に適応できないとき、どのような事が起こっているのかが、さらに詳しく分かるようになりました。

 

心理療法でできることと、脳の仕組みを理解することでできることの両方の知識を得ることにより、正確に自分や相手に関わることができるようになります。

このコースは、認知行動療法を正しく使いこなすための資格取得コースです。

 

 

『認知行動療法』とはどんな療法なのでしょう?

 

「もっと、前向きに考えたい」

「ポジティブシンキングを身に付けたい」

多くの方から、こんな声をききます。

 

どうして、物事の捉え方が、ポジティブな人とネガティブな人がいるかご存知でしょうか?

この違いを、非常にロジカルに説明し、さらに行動化できるように組み立てられたものが、

≪認知行動療法≫ です。

 

私たちは「自分なりの当たり前」があって、出来事に出くわした時、「自分なりの当たり前」の受け止め方をしてしまいがちです。

この「自分なりの当たり前」がポジティブな人とネガティブな人がいるのです。

でも、本人にとってはあまりにも当たり前なので、どこでどう修正してよいか分からなくなっているのです。

 

認知行動療法は、この「自分なりの当たり前」に洞察の光を当てていくものです。

うつ病の方にも大変効果的ということで、脚光を浴びている認知行動療法は、多くの書籍も発行され一般の方にも広まってきました。

ただ、この認知行動療法を本当に効果的に使うためには、心理技法の使い方だけでなく、周辺知識も必要です。

 

この認知行動療法を使って、多くの臨床を行ってきたプロの心理カウンセラーが、脳と心のつながりに触れながらを、相手に合わせた効果的な使い方を伝授します。

 

今、注目される『認知行動療法』

現在日本では、家庭や学校、企業の中でも「メンタルケア」への関心が高まっています。

企業では、毎年「ストレスチェック」を実施することが法律で義務付けられるなど、心のケアが大きな課題となってきていることが分かります。

それに伴い、力のある心理カウンセラーの育成が急務となっているのが現状です。

 

日本では、年間3万人もの方が自殺しており、その原因の一つとしてうつ病が挙げられています。厚生労働省の自殺対策においても、その中核となっているのは、うつ病対策です。この心の問題、「うつ」に効果がある療法として注目されているのが、『認知行動療法』です。

 

 アメリカでは、うつや不安障がいに効果がある治療として、抗うつ薬などの薬物療法とともに、「認知行動療法」が第一選択薬(治療の筆頭に挙げられる治療法)として採用されています。認知行動療法を用いることによって、うつ病の改善が認められているのです。

 イギリスでもその効果が認められ、認知行動療法士の養成計画が実施されています。

 

 うつ病の治験結果を見た場合、抗うつ薬と認知行動療法による改善率・再発率の効果が次のように実証されています。

 

【改善率】

 認知行動療法  85%

 抗うつ薬    65%

【再発率】

 認知行動療法  25%

 抗うつ薬    60%


どんな症状に効果的なのか?

・うつ   ・不安障がい  

・パニック障がい

・性格を変えたい

・ネガティブな思考をポジティブに変えたい

                                   などなど

 

心の動きと脳の作用

 人の感情は、大脳の前頭葉並びに偏桃体において生まれると考えられています。

 前頭葉は、「思考(認知)」を扱う部分であり、認知行動療法は、この前頭葉に具体的に働くと考えられています。

 

 脳神経科学の発展により、うつ病や統合失調症といった精神疾患が起こっているとき、脳の中では何が起きているのかが解明されつつあります。

 心理カウンセラーが脳の働きを理解することで、更にクライエントを深く理解することが可能となり、クライエントにあったサポートを実現させることができるのです。

 

 

このコースで学べること

 『脳科学&認知行動療法士資格コース』では、認知行動療法を活用するプロカウンセラーとして必要な知識・技術、脳科学や精神医学など周辺知識をトータルで学習することができます。

 初心者の方から、既にカウンセラーとして活動をされている方まで、深くじっくり学んでいただける内容です。

 

米国ハワイ州NPC法人ホームメンタルカウンセラー協会認定脳科学&認知行動療法士資格課題試験付き(自宅受験)

※全国統一資格全心連認定「プロフェッショナル心理カウンセラー資格」の受験に必要な単位が取得可能。

 

カリキュラム

 第1回:認知について、脳について、認知と心と脳のつながりについてを学ぶ

第2回:認知と記憶の関係についてを学ぶ

第3回:外部からの情報の処理と感情及び脳内物質についてを学ぶ

第4階:精神疾患と脳科学

第5回:認知行動療法とは 概要を学ぶ

第6回:行動療法と認知療法(論理療法)から捉える

第7回:深層心理にあるスキーマを探る

第8回:構造を理解する

第9回:成育歴と認知の関係

第10回:スキーマへの反証と行動変容

第11回:認知行動療法を使ったカウンセリングの実践

第12回:症例ごとのアプローチ方法

 

 

【コース内容】

 2時間×12回コース(3ヶ月) 

 全24時間  200,000円(税別)

  (※個別マンツーマン受講の場合300,000円(税抜) )

 

【参加方法】

 東京本校でのスクーリング参加

 Web(Zoom)を使っての参加

 ※お休みされた場合、無料の補講制度あります。